ebay 副業 トラブル事例と解決方法 その１ フランス

イーベイ副業をしていて、ダントツに配送トラブルが多いのが、私の中ではフランス。

その中で、かなり記憶に残ったトラブルとその解決方法を紹介します。

フランスバイヤーとの売買履歴

京都アニメーション制作のアニメポスターを２セット購入。いつ送る、だいたいこれぐらいで届くという定形英文を送ったところ、奥さんが、池田理代子さんの「ベルサイユのばら」の大ファンで、某雑誌についていたリーフレットを探しているという相談。

探したらメルカリにあったので、商品代+私の利益5000円で金額を提示。即相手はOK。

ずっと探していたのだけど、イーベイでは見つからなくて、今回、見つかってよかった！と大喜び。

ポスターはポスター筒に入れて2020年05月11日（月）に発送。フランスは、AIRがとまっていなので、イーパケットでの発送です。リーフレットも同封しようと思いましたが、丸まってしまうのは可愛そうかなと思い、別送。

後に送ったリーフレットが先に届き、なぜかポスターが届かない！

「リーフレットが届いたよ！妻はとても喜んでいます。しかし、ポスターはまだ届かないので待ちます」

と連絡があったのが、2020年5月19日（火）。発送日と受け取り日を入れても８日で届いているのが驚異的。コロナ禍でも、ヨーロッパの配送はそこまで混乱しておらず、フランスやドイツ（５日で届いたことがあります）は普段よりも早いぐらいでした。

そして、数週間後。すでに６月になっていました。

「ポスターがまだ届かないので、郵便局に問い合わせしました。紛失したと言われました。これが証拠です」

送られてきたのは、フランス郵便局の紛失証明書（らしい）。

商品が届かないというパターンだと、

・イーベイメールで購入者が連絡してくる

・オープンケースされる

の２パターンなので、先に紛失証明書（らしきもの）を提出してくれる人は初。

ポスターの配送履歴をトラッキングナンバーを使って調べると、5月22日から履歴が途切れている。

リーフレットも５月２２日にフランス税関に届いているのに、そして、26日には配送されたのに、ポスターどうした？？

「わかりました。日本郵便に調査依頼を出します。日本郵便から私に保証があるのであなたに先に返金します」

とペイパルより全額返金。

最寄りの日本郵便へ行き、調査請求書（INQUIRY）という用紙を提出します。郵便局でもらうか、日本郵便のHPからダウンロードします。※提出する際は、発送時に郵便局からもらった受領書をコピーして添付します。

この調査ができるのは、発送してから６ヶ月以内です。また、調査結果は、国によってまちまちで、２週間ほどで結果がくる国もあれば１ヶ月以上かかる国もあります。

時間がかかる理由は、調査依頼方法が国によってまちまちで、FAXで対応、アナログな国は、郵便で対応と・・・・・・。荷物紛失しているかもしれない調査の問い合わせを郵便でするって・・・・・・。

調査請求依頼して約１０日後　

調査請求書+発送時の受領証のコピー（+フランス郵便局の紛失証明書※今回のみ）を出し、約１０日後。日付は６月２０日～２５日頃です。最寄りの郵便局から電話が。

郵）「〇〇郵便局です。フランスに出した調査請求の件ですが」

私）「ああ。はい（すっかり忘れていた）」

郵）「お客様に届いているみたいです」

私）「はい？？」

びっくりしてトラッキングナンバーを調べ見ると、

あれ？6月19日に届いている？？

郵）「お客さんが出してきた紙って結局、何なんでしょう？」

私）「紛失証明書と言っていましたが？」

郵）「でも、届いていますよ？」

私）「・・・・・・」

その後、フランスバイヤーと返金等はどうなったか？

郵便局との電話が終わった後、すぐに、フランスバイヤーにメールで連絡。もちろん、言い逃れできなように、日本郵便のスクリーンショットを添付。

「こんにちは。私は先日、日本郵便にあなたの商品が紛失したことによる調査請求を提出しました。今日、調査結果が着たのですが、あなたの家に届いているようです。私は日本郵便から説明を求められています。もし、あなたから返信がない場合、イーベイに状況説明をし、対応を仰がなければなりません」

最後の一文が効いたのか、五分で返信がきました。

「ハロー。日本のセラー。そうです。先日、私の家に届いています。しかし、私があなたに連絡するよりも、あなたの発見が早かったみたいです」

なんか、届いていたのに、再び商品代金を払うのが嫌で黙っていた？？

「あなたのペイパルを教えて下さい。すぐ振り込みます」

さらに五分後。私のペイパルに商品代金+謝罪代金0.1ドルが支払われました。

翌日、郵便局へ

調査請求の取り消しを口頭でお願いします。私とフランス人バイヤーが組んで、商品代金詐欺をしようとしていたと疑われたくないので、

・たぶん、フランスの郵便局へ問い合わせをして紛失したと言われたのは本当。

・フランスの郵便局はザルなので、その後、紛失したはずの商品を発見→配送。

・すでに私から返金を受けていたバイヤーは、私に連絡せずネコババ。

私）「こんな過程かと」

郵）「さすが、フランスの郵便局って感じですね」

まとめ

ベルばらのリーフレットを探して上げたときや、到着したとき、とても喜んでくれていたので、いいバイヤーだと思っていたのですが、ポスターで評価激落ち。

ブロックしてはいませんが、向こうは気まずいのか、２回めの取引はまだありません。